岡山大医学部医学科・鎌村さん

kamamura.jpg 2次試験の数学と物理で思いがけないケアレスミスをしてしまいました。試験の数日後インターネットで見た解答と私の記憶を照らし合わせてみたところ、どちらもケアレスミスをしているではありませんか。「もうダメだ」と一瞬放心状態に陥りました。しかし、「浪人を決意するにはまだ早い。がんばれ私!」と気を取り直して勉強を再開しました。

 合格発表は3月7日午後3時です。「ダメだろう」と思っていたのですが、3時半ごろ大学のサイトを見てみました。ダメだろうと思っていたので自分の受験番号はうろ覚えです。ところが、それらしい受験番号があるのです。「まさか。あれ? ある?」。受験番号を再確認して、合格していることを知りました。

 自分がやってきたことは無駄にならなかったんだ。学校の先生や四宮先生にお礼を言いにいかなければと思いました。四宮先生は「ほーら、やっぱり受かっとる」と喜んでくれました。

 私が湧源塾に通い始めたのは中学3年の春です。友人のお母さんが私の母に「一緒にどう?」と声をかけてくれたのがきっかけです。湧源塾では四宮先生に高1から物理も教わりました。特に電気の分野が非常に分かりやすく、四宮先生が物理を得意科目にしてくれました。

 私自身人見知りするタイプですし、湧源塾はアットホームな雰囲気で四宮先生との距離が近いので、慣れるまでに少し時間がかかりました。慣れてしまうと四宮先生に気楽にいつでも話しかけることができるので居心地がよくなりました。

 四宮先生は教科書に書いてある解き方以外に「こんな解き方があるよ」と教えてくれたり、解き方も解答も間違った場合いったいどこで間違ったのか、私がノートに書いたものを見て一緒に検討してくれます。

 センター試験では数学ⅠAとⅡB、物理の3科目すべてで満点でした。やったー! 得意科目なのでうれしかったです。

 センターを終わって2次試験の対策をしていると、難しい問題を解けなくなっていました。塾に通わず、自分一人だけで勉強していたら、2次試験までに自分の力を上げられなかったと痛感しています。

 2次直前に焦っている時に「こんなんで受かるか!」と言われるとカチンと来たことがあります。帰宅して冷静になると「見返してやる!」とやる気を起こさせてくれました。厳しく指導してくれてよかった。合格してあらためて思います。

 一般的に大部屋で大人数の塾は生徒一人ひとりに目が届かないものです。自分のペースで問題に取り組むこともできません。しかし湧源塾では早めに解けたら次に進めますし、解くのが遅いときは待ってくれます。問題が求めているものを見抜き、見通しをじっくり立てて、自分のペースで勉強できるのです。この方法は私のペースに合っていました。

 どうしても解けない時は「この意味が分からない」と考え方のヒントをもらうなど、授業中でも気兼ねなくその場で話を聞けるのもよかったです。疑問が浮かんだ時にすぐに聞けるのは時間の無駄になりません。

  前述したように一般的な塾は自分のペースで勉強しにくいものがありますが、湧源塾は自分のペースを崩さずに勉強できますし、つまずいた時は四宮先生に詳しく教えてもらえます。もし私が今度また大学受験するようなことがあれば、迷わず湧源塾に戻ってきます。

【徳島文理高校2011年3月卒】

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