神戸大法学部・真鍋君

mana2.JPG 中学2年ごろから徳島駅前にある数学塾に通っていました。最大20人の生徒に対して先生が1人ですから、効率がよくないばかりか、勉強の分量も少なく、数学の成績は低く安定していました。

 理系に進むと決めたのですが、数学ができないと話になりません。そこで、高1の終わりごろに湧源塾に通うことにしました。

 驚いたのは、湧源塾では先生と生徒の距離が圧倒的に近いことです。少人数ですし、四宮先生がこまめに「いけよるで?」と声をかけてのぞき込んでくれます。先生からぐいぐい寄ってきてくれるのです。僕は勉強が嫌いなので、放っておかれたらボケーッとしてしまいますが、塾にいる間は四宮先生が寄ってくるので、気を抜くことができませんし、勉強に追い込む環境を得ることができました。

 高2の秋から物理も教えてもらうようになりました。電気はゼロから叩き込んでもらえました。そのおかげで電気は例外的に高得点できる分野です。

 しかし、センターで失敗し、直後に志望を文系に変更したのですがうまくいかず、滑り止めで受けた関西の私大法学部に行くことになりました。しかし、納得できません。仮面浪人を決意しました。夏休みの1カ月間と冬休みの1週間、二次試験までの3週間、徳島に帰省して四宮先生の指導を受けたのです。現役生の指導で手が一杯なのに、四宮先生は目をかけてくれました。

 仮面浪人中、僕は予備校には行っていません。自分の実力を客観的に見るために予備校の模擬試験を受けただけです。そして、湧源塾で合計2カ月ほど指導を受けただけです。

 湧源塾は学校や塾で教えてくれる内容とひと味もふた味も違います。センター対策にしても二次試験対策にしても、学校や普通の塾は教科書や問題集の解答に沿ってそれをただなぞるだけです。でも、四宮先生の場合は「もっと簡単に、楽に解けるのではないか。もっと時間を短く、答えを導くことができるはずだ」という姿勢で解法や法則を教えてくれます。

 数学に限らず今までとは違う方向から物事を見るようになったことが大きな収穫です。問題集の解答を見て「こんな解答でいいのか?」と考えるクセがつくなど、与えられたものでは飽き足らなくなっているのです。合理的に効率的に新しい視点で物事を見るようになってきたと思っています。

  湧源塾に出会っていなければ、違う結果になっていたに違いあいません。私大法学部に甘んじて、張り合いのない怠惰な生活を送っていた可能性を僕は否定できません。たかが大学かもしれませんが、自分が行きたい大学に入れると、自己評価が高くなり、チャレンジする世界が拓けるのです。

 今の自分がこうしてあるのは湧源塾のおかげです。偶然なのか運命なのかこの塾に会えたことに感謝しています。この僕の文章を読んだ人は、迷わず湧源塾の門を叩いてください。きっと道が拓けるはずです。

【徳島文理高校2008年3月卒・湧源塾2009年卒】

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