広島大医学部医学科・大嶺君

p2.JPG 暗記が苦手なので小学校時代は九九を覚えられず、居残りをさせらてたことがあります。しかし、小学5年ごろから能開に通ったおかげで算数は好きになりました。

 パズル的な要素がある算数と違って、中学の数学は概念的な要素を押さえなければ根本的な理解ができません。にもかかわらずあまりにも勉強しないで舐めきっていたので、親に「調子に乗りすぎとる! きちんと勉強せい!」と言われて、この塾に中学1年からお世話になりました。

 中高一貫だったので中学3年間は授業の先取りができました。おかげであまり苦労せずに高得点が取れました。塾で答えへのアプローチの仕方を押さえるからです。

 湧源塾では答えへの近道を多く教えてくれて、その練習ができるので、安定して得点できるようになります。点が取れるので塾に行くのが楽しくなります。数学で一番大事なポイントは「楽しく解ける」ですから、好循環になりました。

 センター試験対策は面白くないので、この塾に通わなかったら私は何も準備しなかったはずです。しかし、この塾では週に1回センター対策が”いじめ”のようにあります。私は舐めて痛い目に遭うタイプなのですが、たかがセンターされどセンターでした。最初は時間が足りませんでした。ペース配分が分かっていなかったのだと思います。

 塾の訓練のおかげで早く正確に解けるようになりました。私が間違うと四宮先生は「こんなとこを間違うとる!」と嬉しそうに言ってくるので、私は「見とれよ次を!」と闘志をかきたてました。四宮先生は生徒に性格に合わせて対応してくるのです。

 こうして、どんなに失敗しても90%は割らないようになりました。湧源塾に来ていなければセンターは大変なことになっていたに違いありません。

 2次は得意なのですが、無意識に苦手な分野や特に行列は飛ばしていました。広島大は行列が頻出なので、この塾では「これできるで?」とピンポイントで四宮先生が私の穴を突く問題を出してくます。普通の塾なら大量に問題をさせるのでしょうが、四宮先生は全然違いました。

 いい塾の要素は2つあると思います。1つは成績の悪い人間を伸ばすこと。もう1つは、できると思い込んでいる人間の痛いところを突いて鼻をへし折ることです。私にとってこの塾は後者で、毎回のように私は鼻をへし折られました。

 文理高でいくら上位でも、ここに来るたびに「またこんなところを突いてくる!」と悶絶する問題を出してくれます。それだけ四宮先生が生徒一人ひとりをよく見ているからだと思います。

 学問はまず基礎概念を押さえることが大事です。大学受験はそれを少しひねっているだけです。数学の基礎的な考え方を湧源塾でしっかり身につけることができます。

 志の高い人はぜひ一度湧源塾に足を運んでください。

【徳島文理高校2011年3月卒・湧源塾2012年卒】

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