大阪大薬学部・安西さん

an2.jpg 優秀な同級生たちが通っている塾だということは聞いていました。数学は好きでしたので、数学くらいは勉強していいかなと思って、高1の春から塾に通うようになりました。

 学校の数学の授業では、膨大な入試問題をどんどん解かされて、先生が黒板に書いた解答をノートに写すだけです。優秀な先生だという評判なのですが、一番上のレベルの生徒に合わせて授業をしているので、私はついていけません。理解できないまま終わり、そのあと復習する気も起きませんでした。

 塾で同じ入試問題を解くことがあったのですが、四宮先生の解法は学校の先生に比べて簡潔で、要点がまとまっているので、分かりやすいのです。「この問題はこのポイントとこのポイントが分かっていたら解ける」ということが分かるのです。

 学校のような集団授業はその時分かったと思っても実は分かっていなくて、確認する機会がないまま終わることがあります、でも、少人数個別指導は分からなくなればその時にすぐに聞けます。同じお金を払っているんだからたくさん聞いた方がいいですしね(笑い)。「こんな問題をやりたい」とリクエストすると似た問題を持ってきてくれますから便利です。

 私は暗記が苦手です。暗記だけで解ける問題は少ないですし、実際の入試では見たことのない問題が出ます。応用問題が出たら解けないようでは困ります。事実、私が受験した時は出題の傾向がガラリと変わっていました。呆然としている人もいたほどです。「できんわー」と思ったのですが、無理矢理にでも解いていきました。私は落ちたと思っていたのですが、四宮先生は「キミが落ちるくらいなら、みんな落ちる」と励ましてくれました。そして思いがけず合格です。あとで確認したら、薬科学科で4番で合格していました。

 受験会場で目の前の問題にどうアプローチするか、自分に解けるかどうか、そんなことも塾で学んだおかげで、「とりあえず何か書き出してみよう」と思って書いたのが功を奏したのかもしれません。

 合格への流れをつくってくれたのが湧源塾です。センターの形式に慣れる勉強も大きな効果がありました。最初のころは40~50点くらいしか得点できず、時間は足りませんでした。それが湧源塾でセンター対策の勉強を受けているうちにいつの間にか早く解けるようになりましたし、ミスも激減しました。四宮先生のおかげで、センター試験では高得点できたので、二次試験も余裕をもって対応できたのです。

 今振り返ると、四宮先生にうまく誘導されて合格できたんだなと思っています。

 ところで、湧源塾の物理もオススメです。物理の事象が直感的に感覚的につかめるのです。私は実は物理が大嫌いで、夏までは「もういいわ」と放置していたのですが、いつの間にかある時ふと分かるようになりました。物理が歩み寄ってきてくれたのです。安定して得点できるようになりました。

 物理の塾はめったにありません。徳島に湧源塾があってよかったです。

【徳島文理高校2009年3月卒】

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